
余寒見舞い
年末年始は身内の入院や葬儀でバタバタしていて
やっと落ち着いたと思ったら、もう2月。
寒中見舞いの時期を過ぎているから
これから送るなら余寒見舞い?
はがきで出す?それとも手紙の方がいい?
遅れた理由は書いた方がいい?
そこで余寒見舞いについてご紹介します。
余寒見舞いとは 時期は?
余寒見舞い
あまり聞きなれないという方もいるかもしれません。
では寒中見舞いはいかがでしょうか。
まずは寒中見舞いについてご説明します。
寒さが厳しい小寒(1/5頃)から大寒(1/20頃)の期間と大寒から立春(2/4頃)までの期間を合わせた30日間を寒中といい、この寒中の期間に相手の健康を気遣い近況報告するご挨拶状のことです。
では余寒見舞いとは何でしょうか?
余寒見舞いも同様に相手の健康を気遣い近況報告をするご挨拶状であることにはかわりありません。余寒見舞いを送る時期は寒さが残る時期、一般的に立春から2月末日ごろまでになります。寒中見舞いと余寒見舞いは挨拶状を出す時期が違います。
立春は暦の上ではもう春ですが、まだ寒いですよね。
そこで送るご季節の挨拶状が余寒見舞いなのです。
余寒見舞いは はがきそれとも手紙の方がいい?
余寒見舞いを書くときは、はがきがいいのでしょうか、それとも手紙の方がいいのでしょうか?
そんな風に迷うこともありますよね。
どちらの方が正式なのでしょうか。
余寒見舞いは季節の挨拶状であり、本来の目的は相手の健康を気遣い近況報告をすることです。
手紙かはがきかはそれほど重要ではありません。
違いは紙面の大きさです。
書く内容が多ければハガキでは紙面が限られるため小さい字で詰めて書くと相手も読みにくいですから、その場合は便箋に書いて封書で送る方がいいでしょう。
また、余寒見舞いを送る目的が時候の挨拶でいいのなら、はがきでも十分といえます。一言メッセージを添えるぐらいでもいいでしょう。
伝えたい事が多いか少ないかによって、はがきにするのか手紙にするのかを決めるのがいいでしょう。
余寒見舞いに遅れた理由は書くべき?
今回のように年末年始に入院や葬儀あったため新年のご挨拶が遅れ、寒中見舞いの期間も過ぎてしまったような場合にその理由を書く必要があるのでしょうか。
理由については、余寒見舞いでは必須ではありません。
状況に応じて必要と思えば、遅れたお詫びの言葉も含めて書く方がいいでしょう。
余寒見舞いに書くべき基本的な内容をご紹介します。
- 季節の挨拶・・・余寒お見舞い申し上げます 余寒お伺い申し上げます
- 相手の安否をたずねる言葉、相手の無事を祈る言葉、自分の近況を伝える言葉
- 日付
まとめ
余寒見舞いについてご紹介しました。
余寒見舞いは寒中見舞い同様に季節の挨拶ですので、本来の相手の安否をたずね無事を祈る言葉や自分の近況を伝えるのが目的です。
はがきでも手紙でも紙面の大きさの違いですから、それほど気にされなくていいでしょう。
伝える内容の量によって適切な方を選ぶのがいいですね。
また今回のような身内の不幸などの場合は、自分の気持ちの整理の方が大切です。
あわてずに落ち着いてからご挨拶状を書く方がいいでしょう。