
一人暮らしの部屋探し
一人暮らしを始めるなら、まずは部屋探しからですよね。
自分が住みたい部屋を探すのは楽しいものです。
しかし、なかなか希望通りの部屋って見つけられないですよね。
地域、間取り、築年数、駅からの距離、そして家賃など
物件情報を見ても、様々な条件がそれぞれ異なり比較するのも大変です。
そこで一人暮らしの部屋探しのコツやその手順や方法、物件を探す時期についてご紹介します。
一人暮らしの部屋探しのコツは?
一人暮らしが初めての場合、最初から不動産屋を訪ねていませんか。
それでは中々思うような気に入った物件にたどり着けません。
部屋探しにはコツがあります。
それは優先順位と情報収集です。
部屋探しの優先順位とは
部屋探しには優先順位があります。
この場合の優先順位とは自分の希望する条件の優先順位のこと。
不動産屋に行くと物件の希望条件を聞かれますが、その条件の中で優先順位となると曖昧になりがちです。
そのような状況で数多くの物件情報を見ると逆に迷います。また契約して実際に暮らしてみると不便で不満も多くなる傾向にあります。
ではその優先順位はどう決めるかというと、自分の生活スタイルや価値観が基準になります。
通勤通学で朝早く起きられないなら最寄駅から近い方がいいですし、料理が得意で毎日自炊をするならキッチン回りを充実させた方がいいでしょう。
また、セキュリティーが気になるならオートロックを重視する必要があります。また音が気になるなら建物の構造などもよく確認するべきです。
人と比べて自分が重視すべき項目(絶対ゆずれない条件)は何かということを3つぐらいに絞っておくと、多数の物件を見てもあまり迷わなくなります。
また、不動産屋もその方が物件を探しやすく、条件の合う物件が見つかりやすくなります。
部屋探しに役立つ情報はどうやって知る?
今はインターネットで様々な情報収集ができます。
部屋探しに役立つ情報とは、探す地域の家賃の相場とその地域の周辺情報です。
家賃は同じ沿線でも駅によって、築年数や駅からの距離、部屋の間取りや広さ、さらに最寄駅に快速がとまるかなどで変わります。
不動産屋を尋ねる前に、そのエリアの平均家賃がどのぐらいの金額で自分の希望条件の部屋はどのぐらいの家賃になるのかを把握しておいた方がいいでしょう。
探すエリア内の銀行や郵便局、病院やスーパーなど普段の生活で頻繁に利用する施設がある場合はその立地など地理的な情報も知っておくことで物件の選別がしやすくなります。
一人暮らしの部屋探しの手順や方法は?
一人暮らしの部屋探しの手順や方法をご紹介します。
- 物件を探すエリアを決めて希望物件の家賃相場と地理的情報を調べる。
- 自分の希望条件と優先順位を決めてネット掲載の物件の家賃を確認する。
- 来店する不動産屋をピックアップする(数店舗)
- 不動産屋を訪ねる
- 条件や優先順位を伝え物件を出してもらう
- 内見する
- 良い物件が見つかれば家賃交渉をして契約する
※不動産屋は複数訪ねた方が、異なる情報や物件が見つかる可能性があります。
※内見の数も大いに越したことはありません。間取り図だけでは分からないことが多いので内見は重要です。
不動産屋はなるべくメジャーな不動産屋をおすすめします。店舗や担当者によって多少の違いはありますが、実績もあり契約までが割とスムーズで安心です。地方によっては全国チェーンではなくても地元に数店舗展開する有力な不動産屋がある場合もありますので調べてみましょう。
一人暮らしの物件探しの時期は?
一人暮らしの物件探しの時期はそれぞれですが、ピークは2月から3月頃です。この時期は学生や社会人が移動する時期にあたるので不動産屋も一番の繁忙期になります。
また、2月から3月竣工の新築物件も含め全体の物件数も多いですが、物件探しをしている絶対数が多いので契約スピードも早い傾向にあります。
この時期は、今日初めて来店して今日契約ということや、遠方の場合には電話とメールのやりとりだけで物件を決めてしまう強者がいることもあります。
自分の希望通りの物件を探したいということであれば、年間を通して常に情報を集めておく必要があります。
また、引っ越し時期を選べるなら、繁忙期や閑散期関係なく自分の希望に合った物件が見つかったタイミングで契約するのがベストです。
まとめ
一人暮らしの部屋探しのコツについて手順や方法、時期などをご紹介しました。
良い部屋は大抵入居済みで、中々空かないものですが急がなければチャンスが巡ってくることもあります。
ただ一般的には進学や就職、転職などのタイミングで部屋を探すケースが多く、部屋探しには時間には限りがあることがほとんどです。
そんな時多くの物件から、自分の希望する物件を選ぶなら今回ご紹介した流れが一番スムーズです。
良い部屋が見つかるといいですね。