
一人暮らしの引っ越し費用
一人暮らしの引っ越しの費用の相場はいくらぐらいでしょうか。
また、引っ越しの費用は時期によっても違う?
総額を少しでも安くするにはどうすればいいのでしょうか?
そこで一人暮らしの引っ越しの費用の相場や時期による違い、総額を安くする方法をご紹介します。
一人暮らしの引っ越し費用の相場は?
一人暮らしの引っ越しの費用の相場はいくらぐらいでしょうか?
近場への引っ越しで荷物もさほど多くなければ、友人に頼んで引っ越しするのが一番安上がりかもしれません。しかし、友人に無料で手伝ってもらうのは気が引けますから、お礼として当日の飲食代ぐらいは必要です。
また、レンタカーを借りる場合は別に料金がかかり、当日作業が終わる保証もなければ、荷物が破損したとしても弁償してもらうわけにもいかないかもしれません。
そこで、引っ越し業者に頼むとなると気になるのが引っ越し費用(料金)です。
できるだけ安く抑えたいと思いますよね。しかし、引っ越し費用の相場は一概にはいえません。
というのは、引っ越し料金は、移動距離や荷物の量によっても変わってくるからです。
また、引っ越しする時期によっても引っ越し料金は大幅に変動します。
引っ越し時期には繁忙期と閑散期があり、費用は3倍も違うことがあります。
一人暮らしの引っ越し費用は時期で違う?
覚えておきたいのがは、引っ越しの費用には高い時期(繁忙期)と安い時期(閑散期)があることです。これは一人暮らしの引っ越しに限らず、引っ越し全般にいえることです。
料金設定の高い繁忙期はいつ?
引っ越しされる方は一年中いますが、人の移動する時期はある程度集中します。
それが3月から4月の繁忙期です。この時期は進学や就職など春からの新生活に向けて人が移動する時期なのです。
そのため、どこの引っ越し業者も次々問い合わせがあるため、1件でも多くの受注を受けようと大忙しの状況で比較的高い料金設定になっています。
この繁忙期は、秋は9月から10月にかけて人の移動が増えます。また12月も年内に引っ越しを済ませて新年からは新居で過ごしたいと思う方が多く需要の多い繁忙期となります。
料金設定が通常の閑散期はいつ?
では逆に閑散期はいつでしょうか。
閑散期はそれ以外のシーズンです。進学や就職などで引っ越し時期を選べないという場合は、繁忙期でも仕方がありませんが、もし引っ越し時期をずらすことが可能であれば、引っ越し業者の閑散期の方がおすすめです。
閑散期の料金は繁忙期に比べて安く、その分新居で揃える家具や家電の購入費用にまわせます。
※引っ越し業者によっては、この閑散期に例外的に受注が集中することもあります。
一人暮らしの引っ越し費用の総額を安くするには?
一人暮らしの引っ越しの費用の総額をできるだけ安くしたいといいうのは誰しも思うことです。
総額というと、部屋の契約料金と引っ越し費用を含むと考える方もいますが、今回は引っ越しの費用を安くすることについてご紹介します。
引っ越しは繁忙期よりも閑散期の方が相場が安いと説明しましたが、それ以外にも費用を安くする方法があります。
合い見積もりで比較検討!決定前に値引き交渉がおすすめ
一人暮らしの引っ越しとはいえ、引っ越し料金の合い見積もりはした方がいいでしょう。
合い見積もりのメリットは各社の引っ越し料金と相場を具体的に知ることができることです。
複数の引っ越し業者に見積もりをもらうと、業者によってかなり料金が違うことがわかります。
また、合い見積もりは概算ですので、即決する必要はありません。
料金はもちろんですが、時間指定ができるか、作業員は何名なのか、トラックは混載かチャーターか、他社とは違うサービスはあるかなど比較検討しましょう。
また、たくさんの業者に見積もりを依頼すると迷いますので、あらかじめ実績の多い有名な会社をいくつか候補にしておくのがいいでしょう。
引っ越しの一括見積もりならこちらがおすすめ!
ここから、さらに契約する前に値引き交渉をします。
他社の見積もりを引き合いに出しても構いませんし、自分の予算を出してもいいですが、できるだけ具体的な金額を提示して交渉する方がスムーズです。
安くなる可能性がある例外的な方法とは
旧居で荷物を引き取ることを荷出し、新居で荷物を受け取ることを荷受けといいますが、この荷出しは一般的に午前と午後があり、指定した時間から作業が始まります。
これが通常の引っ越しのスケジュールですが、例外的に料金が安くなる方法が他にもあります。
それは午前と午後の引っ越し作業の後に荷受けをしてもらうというケースです。引っ越し業者によって、また引っ越し作業のスケジュールによっては無理なこともありますが、見積もり段階で費用の相談や値引き交渉をしている時に提案されたことがあるのでご紹介します。
自分の荷出しは別のお客様の午後の引っ越し作業が終わってからになるため、夕方頃からスタートという目安はあるものの作業スタートの時間指定はできません。荷受けも翌日以降になります。また、トラックは混載で当日午後の引っ越し作業が比較的早く終わることや、トラックの荷台スペースに余裕があることなど条件が揃わないと難しいという意味で例外的なケースとなります。
このケースは、引っ越し業者にとってもメリットはあります。
普通なら午前と午後の引っ越し作業が終わって、夕方に倉庫に戻るトラックをそのまま次の荷出しに向かわせることで、トラックも人員も効率よくまわすことができ、さらに売り上げを上げることができるためです。
また、お客様にとっても時間指定ができない、また引っ越しが一日で終わらないというデメリットはあるものの、引っ越しの費用を安く抑えることできるなど喜ばれることもあります。
まとめ
一人暮らしの引っ越し費用の相場、また引っ越し費用(料金)の時期による違い、引っ越し費用の総額を安くすることについてご紹介しました。
引っ越しは時期やプランによってもかなり料金の幅があります。また移動する荷物もできるだけ減らしておいた方が見積もりは安くなります。
大きな家具や家電などは、できる限り引っ越し先で購入する方がいいでしょう。
お部屋の雰囲気にあったものを新居で改めて購入する方が、引っ越し費用は安くなる場合があります。
いいお引っ越しができるといいですね。