恵方巻き 食べ方

恵方巻きの食べ方のルール

恵方巻き 食べ方

節分に食べるものとして定着した恵方巻きですが、その食べ方が気になりますよね。

今年はどの方角を向いて食べればいいの?

また笑いながら食べる方がいい?

無言で食べないといけないの?

長すぎる場合は切ってもいい?

そのような素朴な疑問が多いのが恵方巻です。

そこで恵方巻の食べ方についてご紹介します。

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恵方巻きの食べ方 今年の方角は?

恵方巻きはその年の恵方を向いて食べます。

では今年(2017年)の恵方はどの方角でしょうか?

答えは北北西です。

詳しくは壬(みずのえ)の方角 北北西微北です。

この恵方とは、その年の歳徳神のいる方角で、めでたく良い方向(吉方位)のことです。

この恵方を簡単に調べるには下記のサイトが便利です。

みんなの知識 ちょっと便利帳

※年号を入力するだけで、googleマップに方位が表示されています。

恵方巻きの食べ方 笑うと無言どっちが正解?

方位が分かったら、食べ方です。

恵方巻きは笑いながら食べるという風習と、無言で食べるという風習を聞きますが、どちらが正しいのでしょうか?

笑いながら食べるのは、恵方を向いて最初に大笑いをして食べるというもの。これは春が来るのに障害となる金気を笑いで滅ぼすという趣旨だそうです。

無言で願い事を思い浮かべながら食べるのは、途中でしゃべると福が逃げるということからのようです。どれが正しいのか悩みますよね。

1932年に大阪鮓商組合が「恵方に向いて無言で壱本の巻寿司を丸かぶりすれば其の年は幸運に恵まれる」というチラシを配布し、当時のチラシが大阪の「本福寿司」に残っているそうです。

このチラシ以降、節分の時期に恵方巻きを無言で丸かぶりするということが、徐々に広まり各地域や家庭に定着していったのでしょう。

このチラシからわかるのは、恵方を向くこと、無言で食べること、巻寿司を丸かぶりすることの3つが恵方巻きを食べるということです。

しかし風習は長い年月をかけて各地域や家庭に伝わるものですから、違いがあるのは仕方がないことなのかもしれません。

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恵方巻きの食べ方 切るのはダメ?

恵方巻きの食べ方には、他にも様々な疑問があります。

恵方巻きは切るのはダメ?

恵方巻きを1本無言で丸かじりするのは、意外と大変だったりします。できれば一口サイズに切ってゆっくり落ち着いて食べたいですよね。
しかし、恵方巻は1本無言で丸かじりしないとご利益を得ることはできません。太巻きが難しいようであれば、少し細く巻くのがいいでしょう。

恵方巻きに醤油をつけて食べてもいい?

恵方巻きは、巻寿司なので醤油をつけたくなりますよね。恵方巻きの具は七福神にちなんで七種類の具。そもそも恵方巻の具は御新香などの比較的質素な具材を巻きますから、具材に味が付いているため醤油などをつける必要がないのです。

食べている途中でお茶など飲み物を飲んでもいい?

これは恵方巻の太さや長さにもよると思いますが、実際には飲み物もないと難しいことがあると思います。

いずれにしても恵方巻きの食べ方のポイントは、恵方を向いて無言で丸かぶりすることです。

丸かぶりすることが難しいという場合は、巻寿司の長さや太さを調整して作るのが一番いいでしょう。スーパー等で販売されているものを購入してきた場合はそうもいかないかもしれませんが。

ただ、もともと古くからの行事というわけではないので伝わり方で曖昧な部分があるようです。

ポイントだけしっかりと押さえて美味しくいただきましょう。

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まとめ

恵方巻きの食べ方についてご紹介しました。

恵方巻きは古くからの行事というわけではなく、風習が広まる過程で各地域や各家庭ごとに違いがあるのは当然かもしれません。

まずは恵方を向いて無言で丸かぶりすることを守って食べましょう。

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