
暑気払い
梅雨が明けて本格的な夏になると暑気払いと称して会社でも飲み会が開催されます。新入社員にとっては聞き慣れない言葉ですよね。暑気払いの案内状を依頼されてもピンと来ない方もいるのではないでしょうか。そこで暑気払いの意味や時期、また案内状の例文をご紹介します。
暑気払いの意味とは?
あまり聞き慣れない「暑気払い」の意味とは何でしょうか。
暑気払いとは暑さをうち払うこと。体に溜まった熱気をとり除くことです。
暑気とは夏の暑さのこと、この暑さが油断できません。暑さで体調が悪くなったり弱ったりすると仕事にも身が入りませんよね。この暑気を打ち払い、体に溜まった熱気を取り除いて元気を取り戻そうというのが暑気払いの意味です。
社内では飲み会と聞いただけでテンションが上がって嬉しそうにしている人もいますが、暑気払いの本来の目的は夏の暑さを打ち払いこの夏を乗り切ろうということなのです。
暑気払いの時期はいつがいい?
暑気払いは時期は正式な決まりがありません。
しかし、あまり早すぎても逆に遅すぎても意味をなさないということになります。
では、いつ頃開催するのがいいのでしょうか。
一般的には夏の暑い時期とされていますので、6月から8月頃までです。
しかし本来の意味を考えると梅雨明け早々に開催して、これから迎える暑い夏を乗り切ろうという主旨の飲み会の方がいいでしょう。
そうなると暑気払いは梅雨明けの時期。
地域によっても多少前後しますが、7月初旬から中旬にかけてがベストタイミングではないでしょうか。遅くなっても7月下旬には行いたいですね。
二十四節気を参考にするなら
小暑から大暑にかけてが最適です。小暑(7月7日頃)は梅雨明けが近づきこれから本格的に暑くなるときで、大暑(7月23日頃)は一年で最も暑いときです。
また、社内で行う場合に重要なのは上司の予定を優先することです。忙しい上司は日程によっては出張ということも考えられます。暑気払いのおよその時期を決める段階で上司の予定は確認しておく方がいいでしょう。
暑気払いの案内状の例文はコレ!
暑気払いの時期がわかったところで早速案内状を作成しましょう。
ここでは暑気払いの案内状の例文をご紹介します。
まず案内状の構成は以下のようになります。
・用件がわかりやすい題名「○○のご案内」など
・挨拶文
・内容の説明や案内と参加を促す言葉
・日時と場所、参加費用と出欠の連絡先や期限について
では案内状の書き方になります。
いよいよ夏本番ですね。
今年は昨年に比べさらに暑い夏になるようです!
既に夏バテという方もいるのではないでしょうか?
そこでこの夏の暑さを打ち払うべく恒例の暑気払いをして
この暑さを乗り切りましょう!
日時:○月○日(金)午後7時00分
場所:ビアレストラン○○
住所:新宿区西新宿○丁目5-17
TEL :03(0000)0000
会費:4000円
出欠のご返事は○月○日までに幹事(営業部:佐藤)まで
TELまたはEメールにてご連絡ください。
暑気払いの案内状はこのような文面で作成します。
期限は余裕をもって設定しましょう。
まとめ
暑気払いは夏の暑さを打ち払って夏を乗り切ろうという飲み会です。
夏が始まる前から夏バテしている場合ではないですね。
しっかりと暑気払いをして明日からまた頑張りましょう。
また2次会、3次会と朝まで飲み歩いて翌日二日酔いで元気がないということだけは避けたいですね。