ワイシャツの襟の黄ばみ
仕事で毎日ワイシャツを着ていると、どうしても襟の内側や袖口が汚れてきますよね。クリーニングに出せばある程度綺麗になりますが、できれば自宅で手軽に綺麗にしたいですよね。そこでワイシャツの襟や袖口の黄ばみを落とす方法についてご紹介します。
ワイシャツの黄ばみの原因は何？
ワイシャツの襟の内側や袖口が黄ばんでくる原因は何なのでしょうか。
黄ばみの原因は肌の毛穴からでる皮脂です。その皮脂が付着したワイシャツの生地に埃などがついて黒ずみになり、洗濯では落ちにくい汚れになります。
この皮脂は体からでる脂ですから通常の洗濯で使用する水では落ちにくく、また襟周りや袖口は動くたびに擦れるため摩擦が激しい部分です。そのため皮脂は繊維の奥にまで浸透して頑固な汚れになってしまうのです。
ワイシャツの黄ばみ汚れを落とすには？
ワイシャツの襟や袖口についた黄ばみ汚れを落とすにはいくつかの方法があります。
食器用洗剤を使って黄ばみ汚れを落とす方法
各家庭にある食器用洗剤を使って黄ばみ汚れを落とす方法をご紹介します。
油汚れを落とす食器用洗剤は、皮脂のついたワイシャツの黄ばみにも有効です。
用意するもの
・食器用洗剤
・ぬるま湯（40℃から50℃ぐらい）
落とし方
ワイシャツの黄ばんでいる部分をぬるま湯につけます。その後に食器用洗剤を汚れている部分全体につけて軽くもみ洗いをします。その後もう一度ぬるま湯でよくすすいだら、いつもどおりに洗濯機を使って洗濯します。
食器用洗剤はあまり多く塗りすぎると色や柄落ちする可能性もありますので適量での使用をおすすめします。また頑固な汚れの場合は、毛先が柔らかくなった使い古しの歯ブラシでこすりますが、強くこすると生地を傷める可能性もありますので力加減に注意しましょう。
酸素漂白剤を使って黄ばみ汚れを落とす方法
漂白剤には塩素系漂白剤と酸素系漂白剤の2種類がありますが、今回使用するのは酸素系漂白剤です。
用意するもの
・酸素系漂白剤
・鍋（ステンレス製）
※アルミ製の鍋は変色する恐れがあります。
落とし方
鍋に2リットルの水を入れて、酸素系漂白剤を15ｇ入れます。しっかりとかき混ぜて溶かしたらシャツを入れます。弱火にしてシャツを煮込み沸騰させない程度（約80℃）ぐらいを目安にして煮込み泡が出てきたら火を止めます。そのまま鍋を1時間ぐらい冷まして、その後にワイシャツを取り出して洗濯機で洗濯します。
※使った鍋は食器用洗剤でしっかりと漂白剤を洗い流しましょう。
まとめ
ワイシャツを毎日着る場合はどうしても襟元や袖口などに黄ばみや汚れがついてしまいます。
できるだけ早く対処した方が黄ばみも落ちやすいのでひどくなる前にしっかりと落としておきたいですよね。
また洗う前にはワイシャツについている取扱い表示をよく確認しておきましょう。
