立春

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2月のカレンダーを見ると立春の文字。暦の上ではもう春です。

でも春というにはまだまだ寒いですよね。

そこで立春の意味や今年の立春はいつなのか、立春について詳しくご紹介します。

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立春2017年はいつ?

今年(2017年)の立春はいつなのでしょうか。

今年の立春は2月4日(土)です。

前日の2月3日(金)は節分です。

節分は季節を分けるという意味で季節の「節」と分けるの「分」で節分です。

そこでこの節分を境に暦の上では季節が変わるのです。

その節分の翌日、春の始まりが立春なのです。

立春とはどんな意味?

立春とはどんな意味なのでしょうか。

立春は二十四節気の第1で冬至と春分のちょうど中間にあたります。

日付は2月4日に決まっているわけではなく年によって変動があり、2020年までは2月4日ですが、2021年以降は3日や5日になる年もあります。

どうして変動があるのでしょうか。

立春は太陽黄経が315度を通過するときと決まっていて、その日付が年によって前後することがあるためです。

また立春は節分の翌日であることから季節の始まり、すなわち暦の上では「春」の一日目にあたります。

節分は季節の変わり目で年に4回ありますが、一般的に節分といわれているのは2月です。

この節分は冬の季節の終わりを示し翌日の立春から春になることから、春夏秋冬という季節の最後の日になり季節を基準として考えた1年の大晦日にあたります。そのためその翌日の立春は1年の始まりの日と考えることができます。

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立春大吉って何?

立春に貼られる立春大吉というお札をご存知でしょうか。

立春大吉はこれからの1年がいい年になるようにと立春の早朝に掲げます。

この立春の前日、節分に豆まきをして1年の厄を払い、翌日の立春の朝に立春大吉を掲げるという流れです。

この立春大吉は禅寺で行われていた慣習ですが、この文字にはある特徴があります。

紙に立春大吉と縦に書いてみると何か気づきますか?

実は左右対称の文字で、裏側から読んでも立春大吉と読めるという特徴があります。

この立春大吉にまつわる話があります。

「立春大吉」の逸話

その昔「立春大吉」と書かれたお札が家の門に貼ってありました。鬼はその家に入るときに文字を見ていましたが、ふと振り返ると先程見えた「立春大吉」の文字が見えて「まだ家に入っていない」と勘違いし、逆戻りして出て行ってしまった。

このような逸話から立春大吉というお札を貼ると鬼が出ていくことから厄除けになるといわれています。

節分に豆まきをして1年の厄を払い、1年の始まりにあたる立春には厄除けを願って立春大吉を掲げるということです。

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まとめ

立春の意味や今年の立春の日付、また立春大吉についてご紹介しました。

1年は1月からというのが一般的ですが、季節の始まり春の1日目は立春です。

節分から立春になるのは、12月の大晦日から1月の元日になるのと似たような感じですね。

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